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2012-04-17

Terracotta Far East Film Festival 2012


とんとんとんとんとーーーーん!
と音が聞こえるくらいの急展開で参加することになったTerracotta Far East Film Festival。
刺激的すぎる、終始細胞が活性化しているような4日間でした。

Photo by Claire

ただのオーディエンスとして楽しみにしてたこの映画祭でしたが、突然の電話でビデオグラファーのお手伝いをすることになり、ロンドンにアジア映画を届けようと熱い活動を繰り広げるスタッフの方々と素敵な4日間を過ごすことができました。
ロンドンで豊田利晃と園子温が観られるなんて!
まだまだ小さいですが、ここにもマーケットは存在してるのです。
そしてそのマーケットを拡大しようと、ただただアジア映画が好きだ!という想いだけで活動しているイギリス人、アジア人がいます。日本人はいませんでした笑。
この映画祭はにちようび、華やかにその4年目を終えました。


16本のアジア映画、4人のゲスト、3つのマスタークラス、そして監督・役者・スタッフ・オーディエンスが混ざった自由なパーティー!
4年目のフェスティバルとは思えないくらい盛りだくさんなプログラム。
日本からは豊田利晃監督とでんでんさんがゲストとしていらっしゃいました。
ロンドンに来て半年になりますが、学校に映画の趣味が合う子は特にいないし、ましてや邦画を観ている子なんて会ったことなくて。ましてやましてや豊田利晃や園子温を知ってる子なんて。こんな風にイギリス人とアジア映画について話す日が来るなんて期待していなかったので、とにかく嬉しかった。
ロンドンの他の映画祭がどんな感じなのかはわかりませんが、この映画祭は本当に監督・役者・スタッフ・オーディエンスの距離が近い!という印象です。
パーティーではみんなでんでんと写真撮ったりしてました。

Photo by Yabukisan

わたしは中学生の頃に「青い春」を観て以来大好きな豊田さん会えて話せただけで、もうロンドン来てよかったーー!って感じでした笑。
映画祭3日目という体力的にピークな夜でしたが、誘ってもらって飲みにいってへろへろ!正直眠すぎてあんま覚えてませんが笑、幸せだったことだけ覚えてます。
一緒に飲みに連れてってもらった日本人の役者さんたち、フェスティバルプロデューサーさん、どう見ても麻原彰晃にしか見えないチャイニーズのガーフマンもとても愉快な方々で、最高な夜でした。

豊田さんとぱちり!

ガーフマン笑。でんでんさんが彼の顔をとても気に入って、描いた似顔絵が左のやつ。


映画は5本観ました。
中国映画や韓国映画に対するハードルが低くなったのもこの映画祭のおかげです。

My Way
director: Kang Je-kyu
casts: Joe Odagiri, Jang Dong-gun
country: South Korea

ひたすらオダギリジョーがかっこいいだけ!

One Mile Above
director: Du Jiayi
casts: Bryan Chang
country: China

雄大な自然が美しい。中国版Motor Cycle Diariesという感じ。

UFO in Her Eyes
director: Guo Xiaolu
casts: Shi Ke, Udo Kier
country: China

これ!期待してなかった分とても良かった。

Inseparable
director: Dayyan Eng
casts: Daniel Wu, Kevin Spacey
country: China

テンポの良い映画。ディテールが良いという印象。

HIMIZU
director: Sion Sono
casts: Shota Sometani, Fumi Nikaido, Denden
country: Japan

言葉が見つからない。そのうち別でブログ書きます。


こうして見ると中国映画が多かったのか。
というかお手伝いが決まる前からチケット予約して、一人で観に行く気満々で楽しみにしていた豊田監督のモンスターズクラブがまさかの豊田監督インタビュー撮影のせいで観られなかった笑。


Monster's Club
director: Toshiaki Toyoda
casts: Eita, Yosuke Kubozuka, Pyuupiru
country: Japan
日本では今週末公開です。観たい!


ヒミズについてはまた書きますが、心臓が揺さぶられました。
客席はほぼ満席。外人の反応が終始気になりましたが、オーディエンスアワードもとりました。


コクリコ坂からを抜いて一位だったのは内容的には当然だと思いますが、園子温がジブリという強大ブランドを倒したことが嬉しいね!
パーティーでの発表に喜ぶでんでん。

Copyright Kii Studios & Photography



なんだろう。
ここに集まった映画や人、昇華していくエネルギーみたいなものにとにかくやる気をかき立てられた4日間でした。
仕事的にはほんと大したこともできずに申し訳なかったんだけど、マイクとカメラを持ってそれこそ監督・役者・スタッフ・オーディエンスとこの映画祭に携わるすべての人と話す機会があったことが良かった。
撮影した映像たちはわたしをここに呼んでくれたMagnusがそのうち編集してくれると思うので、また載せます。空気が少しでも伝わるといいな。
映画が好きな人、映画をつくりたい人、フェスティバルを主催したい人、この先のロンドン生活できっと一緒になにかをつくり出せる人たちとのたくさんの出会いが、なにより大切な宝物になりました。
あしたからまた、頑張ります:)



2012-03-09

MIOinLONDON2

MIOinLONDON2! 12/03/01-04

さあこんなに早くパート2を書く日が来るなんて!
美音とのロンドントリップはもはや安定感すらある感じがするね。
ひょっとしてパート3もあるんじゃないかなー?と期待しちゃいます。
エジンバラ旅行は日程が合わず断念しましたが、たまたま謎の連休があったわたしはツーリスト美音とちゃっかりたっぷりホリデーinロンドンを楽しんじゃいました!
忘れないうちに、ざーーーーっと綴っておきまーーーす。


<MUSICAL:SINGIN' IN THE RAIN>

MIOinLONDON2はミュージカルで派手に幕開け!
2月に始まったばかりのSingin' in the rainは満席でしたー!
2階のGrand Circleは雨には降られませんでしたが、Stallの人たちはきっとびっちょびちょ!
雨の降る中、華麗に唄って踊るDonの姿にはほんとに胸が踊りました!
彼の脚が水を蹴った後に残る美しい軌跡さえ、音に合わせて唄っているよう!
他のミュージカルたちに比べると演出は少し地味かなとは思いますが、おはなしとキャラクターが引き立っていて、また別の魅力があります。
なにより水たまりを蹴って踊っちゃおう!っていう感じが誰もを童心に戻して、わくわくさせちゃうと思う!
終わった後にモップをかけるおにいさんたちがシュール笑。
どうせならお掃除も演出の一環にして遊びながら楽しくやっちゃえばいいのにー


そしてロンドンミュージカルは休憩時間にアイスを食べるのが定番。
売り子のおねいさんの元へ走ります。劇場で食べるアイスは一味違う!
すっかりロンドンミュージカルの楽しみ方を身につけております。


<WINDSOR CASTLE>
二日目は一日かけて、ウィンザー・ストーンヘンジ・バースを回るツアーにいきました!
美音が予約してくれたEvan Evansという英語のバスツアーです。
わたしたちのツアーガイドは陽気なジョン!
終始テンション高くて眠いときはちょっとうるさかったけど、絶えず色んな小ネタや豆知識を披露してくれて、前回の片桐はいり似のなんの役にもたたない日本人エセツアーガイドが添乗していたコッツウォルズツアーに比べたら、天と地の差でした!!
英語がわかる人にはオススメですーまあガイドさんによっては結構ひどいときもあるみたいだけど...ジョンは当たり◎
ジョンいわく、このツアーはタイムマシーンツアーだそうで。
ウィンザー900年前、バース2000年前、ストーンヘンジ5000年前と、たしかに時空を飛び越えた素敵ないちにちでした:)
そんな感じでロンドンから約一時間、バスに揺られまずはウィンザー城へ!


とりあえず...ものすごい霧でした笑
バスが止まって、「ここがウィンザーだよ!」と言われても何も見えなくて苦笑 笑。
まあそんな天気もジョンに言わせれば、「うぅ〜!シャーロックホームズが出てきそうだね!」というような感じです。
たしかにウィンザー城を囲む霧はなにか物語が生まれそうな空気を演出していて、中途半端な曇りよりも全然素敵でした。


ウィンザー城は1089年、ウィリアム一世が建設を始めたお城。
それから色んな時代に色んな王様が改修増築を繰り返して、今では人の住むお城としては世界でいちばん大きいものだそうです。
平日はバッキンガム宮殿で公務を行うエリザベス女王ですが、週末のお休みはウィンザー城で過ごされます。
女王が滞在されている時は女王旗が、されていない時は英国旗が掲げられます。
まじで霧でなんっも見えなかったけど、この日は女王旗が掲げられていて、女王がいらっしゃったそうです。
いちいちいるよ〜!つって危なくないのかしら...と思う。
ちなみにジョン情報によると、バッキンガム宮殿は1982年にMichael Faganという酔っ払いに侵入されたそうな。Michaelはお城のチェダーチーズやワインを食した後、なんとエリザベス女王の寝室に侵入。
侵入してきた男に毅然とした態度で"May I help you?"と声を掛ける女王。
それに対して、"Yes, I want a cigarette"とマイケル。ふてぶてしいマイケル!
女王はメイドに電話でタバコを頼むけど、女王がタバコを吸わないことを知っているメイドは緊急事態と判断して、警察を呼んだそうです。
簡単に侵入を許した甘い警備に激怒した女王は、雇っていた警備員(この日勤務じゃなかった人も)を全員解雇!
おまけに塀の上のイガイガをちょっぴり高くしたそうだよ笑。
これはバッキンガム宮殿のおはなしだけど、ウィンザー城もこんな露骨にいるよ〜!って言ってたら危ない気がするよね!

ウィンザー城は、普段はState Apartment(美術品がひたすらたくさん飾られてるはず)・St George's Chapel・Queen Mary's Doll House・The Drawing Galleryとほんとに観るところがたくさんなのですが、この日は運悪くいちばんでっかいはずのState Apartmentが行事で封鎖されていました。しょぼん。
入れないとこのしゃしん。


Doll Houseは金持ちの道楽〜〜〜!!!って感じ!
でっかいおうちに飾られるミニチュアたちは女心をくすぐります。
これきっとほんものの大理石だよね...とか金だよね...とか費用のことばかり気になるわたしたち笑。トイレはほんとに流れるそうだよ!まじかよ笑。
メアリーさんの人形好きは有名らしく、各国のえらい人たちからプレゼントされた特注お人形さん用ドレスなども展示されていました。おそろしやロイヤル。

Drawing Galleryはエリザベス女王の60周年を記念して、60枚のポートレート展示でした。
いまでこそかわいらしいおばあちゃんという感じですが、昔はほんとに美人さん。
ロイヤルの生活が垣間見えて面白いです。これは今年の10月まで。
ちなみにイギリスは今年、この60周年に合わせて色々と商品展開しているみたい。
Fortnum and Masonの紅茶も60周年仕様です。

St George's Chapelに向かっていたら、急に聴こえてきた陽気な音楽たち!
ちょうど衛兵交代の時間に遭遇したのです:) ラッキー!
バッキンガム宮殿よりも距離が近くて、派手という噂のウィンザー衛兵交代。


実はこの前に見回り中の衛兵とすれ違ったのですが、こっちは威厳がすごかったです。


装着しているブーツの音が霧の中に響いて、掛け声も交わって、けっこう怖かった!
それに比べたらラッパ吹いて太鼓叩く衛兵たちはかわいらしくて愛らしかったです。
音楽に合わせて位置を変えたり行進したりする姿は、前回Whitehallでみた騎兵交代とはまた違ってちょっとパレードみたいでたのしかったー:)
彼らはそのままお城を出て、城下町の方へ行進するみたいなのでそっちで待ち伏せしても面白いかも。
肝心のバッキンガム宮殿みたことないからなんとも言えないけど、ウィンザーの衛兵交代は見応えありです!オススメ◎
衛兵交代に見入ってたらSt George's Chapelを見る時間なくなっちゃった笑。
これがツアーの痛いとこだね。
「集合に遅れたら置いてくぞ!俺は一年前6人のメキシカンをバースに置いてきた!」とジョンが豪語するものだから、さーーーーっとチャペルをほぼスルーして、いそいそとバスへ戻り、念願のストーンヘンジへ!


<STONEHENGE>

ロンドン留学が決まってから、ストーンヘンジへはいついこうと考えていました。
ここで夏至の日の出をみるのは、わたしの夢のひとつです。
ちなみに気球に乗ってカッパドキアの大地を見下ろすこと、アルジェリアの要塞都市ムザブの谷の街をみることも夢です。
残念ながら夏至までにはまだ少し時間がありますが、それでもこの土地からは十分すぎる不思議なパワーを感じました。

ああー250件の火葬が行われた巨大な墓石群だとか、高度な天文学を扱う民族の観測所だとか、大量な陶器や動物の骨が見つかったことから大規模な冬至のお祭りが行われていたとか、ドルイド教徒の礼拝堂だとか、本当に様々な研究に基づく仮説が挙げられていますね。
が、依然そのすべては謎に包まれたまま!
この巨大な石たちをどんな方法で運んだのかも解明されていませんが、ジョンは「それでもここでなければいけない理由が絶対にあったんだ!わざわざこの場所に石を運ばなければなかった理由が!大切なのはここだということだ!」と興奮しながらしゃべっていたので、わたしのトキメキは最高潮でした。

悲しかったのは、サークルの中には普段入れないということ...石に触れることもできず、ただただ周りを歩くしかないのです。もっと近いと思ってたからショックだったなーー。
ま、でもそれは夏至の日の出をみにきたときのお楽しみということで。

ああ。ほんとうにときめく。
わたしの生きている間に謎は解明されるのかな。
つくったひとたちは天体でも地上でも、この場所が世界の中心だと思っていたと考えられているそうだよ。
そういうたくさんの人の強い思いは、この土地に根付いていると思う。
だって。この地から感じるこのパワーはなに?
ううーーーーーロマンだよロマンーーーーーーーーーーー素敵すぎる!
またぜったいに戻ってくるとおもいます。はあ。ありがとうストーンヘンジ。




<BATH>

旅の最後は古代ローマのお風呂が残る、世界遺産の街バースです。
ロンドンからは2時間半くらい。ここまで来るとちょっとやっぱ遠いね。
ローマ風呂といったらテルマエロマエでしょう。あのなんの展開もないマンガはいつまで続くんでしょう笑。といいつつ読んでます。
Roman Bathはいまも毎日お湯が出ているお風呂(入れないけど)と博物館がくっついた施設です。
思ったよりけっこーーう広くて、こんだけ熱烈なお風呂の歴史を見るとテルマエを馬鹿にしてごめんなさいという気持ちになりました。
やテルマエはまぁいいんだけど、ローマ人はほんとーーーーに日本人と同じくらい風呂が好きだったんだね!!!というある種の仲間意識が生まれてきます笑。


65年に建設されたローマンバースは、その当時お風呂としてだけでなく運動をしたり、ゲームをしたり、ひょっとして銭湯よりもポテンシャルが高いんじゃないかと思われる懐の広い社交場としてローマ人に愛されていました。
ただの娯楽施設としては贅沢すぎる高度な技術が活かされ、既に床下暖房やスチームバス、マッサージルームなども完備されていたそうで、ローマ人のお風呂に対する情熱が感じられますね。
そしてそこはながーい歴史を越えて、いまもまいにち46℃のお湯が1,106,400リットル噴き出しています。


立派な神殿や女神の像が多く見られるのは、ローマ人よりも前にこの地表から湧き出るお湯を発見していたケルト人が、そこを女神スリスの住処であるとしたことから始まるそうです。
テルマエでもやたら女神とか銅像とかにこだわってたなあと思い出して笑ってしまった。


どうせお風呂に入るのなら素敵な景色で極楽な感じで入りたいもんね!
バースにはイギリス唯一のちゃんと入れる温泉施設もあります。
バースは街そのものが世界遺産に登録されているくらい美しい街なので、露天風呂の眺めが最高だそうですよ。
その名もテルマエバーススパです。ぬるいと有名です笑。

ローマンバースのすぐ隣にはバースアビーという名前のチャペルが。


壁の80%が窓とステンドグラスで囲まれていて、「イングランド西部の灯火」と呼ばれてるらしい。おしゃんてぃー。


ステンドガラスの画は旧約聖書のエピソードを描いたものだそうです。
わたし一応6年間キリスト教の学校だったんだけど、いっこもわかんない笑。みんなわかるのかな。


ジョンが去年置き去りにした6人のメキシカンには遭遇しませんでした笑。
時間もなくなったので、アビーはちょっと早足で終わり。
バースはほんとに素敵な街並だったので、ぜひまたもう一度ゆっくり来たいです。
ニコラスケイジがおうちを持っているらしいあたりがとてもとても素敵でした。
坂の多い街は美しさが増すね。


こんな感じで超特急のツアーは帰路へ。
朝5時起きだったので、ロンドンまでは爆睡!
ビクトリア発でしたが、帰りは好きなとこで降ろしてくれるという自由な嬉しい感じ!
グロスターロードで降りて、美音ご所望のペリペリチキンを食べて帰りましたーーーん。
遠くに車なしで旅をするのは結構大変なので、郊外をまわる際にはEvan Evansつかってみてもいいと思います◎
できるならジョン指名で!笑
まわしもんみたいになったけど、二日目はこれで終わりーーおなかいっぱい!:)



<BOROUGH MARKET>
3日目は土曜日だったので、マーケット巡りをしました!
エンジェルのカムデンパッセージマーケット、前回も行ったボローマーケット、東のブリックレーンなど。
ブリックレーンはマーケット日曜なので、古着さん回っただけだけど!

やーーーーーーロンドンに来た人を絶対に連れて行きたい!ってとこなんてないなーって思ってたけど、ボローマーケットはぜひ連れていってあげたい!
多国籍なロンドンならではの食マーケット!
美音はほんとにボローの虜です笑。

入ってすぐににおいにつられて買ってしまった巨大なサンドイッチ!
ハルミチーズ(はんぺんみたいなやつ)が美味!!!

前回きたときからものすごい色してて気になってたスムージー。
写真のこたちは普通だけど、真緑のぐろいスムージーとかあります。
わたしはチャレンジせず笑。ふつうのスムージー!美味!!!!

いろんなとこに出てた旬の野菜。
なまえ忘れちゃった!なんだっけ。色が綺麗。

美音の買ったランチボックス。
中身がいろいろ選べるやつ。中東系のお惣菜ですね。ピタがついてきておいしそう!

そして前回と同じくMonmouthのまっじっでうまいコーヒーを頂いて出ました。
ここよりおいしいコーヒー飲んだことないですわたし。うまーーーーーいッ
んーーーーーほんとにほんとにおなかいっぱいッッ笑



それからちょこちょこお買い物したりお散歩したり、楽しい4日間はほんとすぐ終わってしまいました。
空港にお迎えに行ってからお見送りに行くまで、早すぎてびっくり。
なんか結局今回初めて誰かをヒースロー空港に迎えにいったんだけど、Arrivalでそわそわするのっていいもんだね。
美音の飛行機は着陸してからちょっと時間がかかったので、待ってる間たくさんの再会の場を目にしました。
恋人たちやおじいちゃんとおばあちゃん、小さい子どもがパパを迎えたり、左右の扉から荷物を持って歩いてくる人影をきょろきょろ追うたくさんの人たちの後ろ姿を見ていたら、なんだか泣きそうになっちゃった。
Arrivalの空間自体が高揚していく感じが、なんか...たまらんね。
誰も意識してないのに、「大切な人を待つ」っていう行動を通して同じ方向に昇華していく感じがうわーーーーってなった。
ほんとに語彙が乏しくてごめんなさい笑。でもそんな感じです。

みんなと離れてロンドンで住むってのもいいもんだなとちょっと思うようになってきた。
たぶんロンドンに住んでなかったら美音とこんなふうに旅行するのも難しかっただろうし、Arrivalでそわそわすることもなかったでしょう。大切な時間が増えたなあと感じます。
日本にいるみんなはそれぞれ忙しいと思うけど、ぜひぜひ遊びにきてください。
ヒースローまでお迎えにいきます:)

ほんとに素敵な時間をありがとうーーーー学生はおとなしく学業へ戻ります。
大切な人との時間を通して、この地をどんどん好きになっていく!
なんて幸せなことでしょう。
つぎはだれとどこにいけるかな!<3

最初の写真のスムージーから現れた、まさかの胴体付きのキリンたち

2012-02-10

[FILM]LONDON CINEMA

無職の学生は、なるべく家で映画を観るようにしています。
プロジェクターで真っ白の壁にうつして観てるのでそれなりですが、やっぱり映画は映画館で観るものだよね。
真っ暗な空間で、爆音で観る映画は格別。
そしてその時間をたくさんの人と共有しているかと思うと、それもまたいいよね。
映画はひとりでも楽しめるけど、知ってる人や知らない人と楽しんだ方がずっと心に刻まれる感じがして良いです。
芸術も文化も歴史も人も、それ単体で楽しむよりも、自分にしかできない方法でタイミングで繋げて呑み込む方がずっと楽しい。
ロンドンではそんなに多くの映画館に行ってるわけじゃないけど、良かったな〜と思うのをいくつかご紹介します。


2012/02/03 「The Artist」@Coronet Cinema
ノッティングヒルのコロネシネマは1898年に劇場としてオープンした老舗の映画館です。
駅を出てすぐに目に入る美しい外観は、まさにノッティングヒルの象徴!
1923年に劇場としての働きを終えて、完全に映画館として営業をするようになってからも内装はそのまま残したんだって。

座席の構成も劇場そのまま!もはや映画を観に来たのかなんなのかわかんなくなりそうだよね。
お値段もリーズナブルで、なんと火曜日は£3.5で観れちゃう!
いまは外壁の工事中でばさーっと隠れちゃってるから、写真はオフィシャルサイトから。
雰囲気のある映画館で、訪れるだけでほんのり心が満たされます。
わたしはここで、「The Artist」を観ました。
先日ゴールデングローブ賞をとったモノクロ&サイレントのフランス映画です。
無声映画からトーキーへと時代が移り変わって行く中で、葛藤する無声映画俳優のおはなし。
シンプルで素敵な映画でした。
時代が動いているときってたくさんの興奮や哀愁が入り交じっていて、それだけで美しい。
正直モノクロ&サイレントの目新しさが大分騒がれている要因になっているんじゃないかと思ったけど、クラシカルなスタイルはやっぱ普遍的に人の心をつかむよね。
変化に逆行して残っていくもの、人、スタイルっていうのは相応の理由があるよなと、コロネシネマでモノクロ&サイレントのアーティストに描かれた時代に翻弄される人間を観て思いました。
日本では4月公開だそうです。映画館で観た方がよい映画だとおもいまーす!お時間あればぜひ。


2012/02/09 「Salome」@Southbank Centre Queen Elizabeth Hall
Southbank Centreはテムズ川沿いにある映画やコンサートやダンスや詩など幅広く芸術を扱う複合施設です。
ロンドン初映画で、ロンドン映画祭の作品を観に来たのもここでした。
今度のロケ地もここの管轄の教会で、これからも色々とお世話になりそうな予感。
こんなに大々的な芸術支援施設って日本にあるのかなー。さすがロンドンと思いました。

Salomeは聖書などに登場するパレスチナの領主ヘロデの娘サロメを元にして描いた、1923年のモノクロ&サイレント映画。
今回Southbank Centreでは、この映画に音楽の生演奏をつけて上映していました。
真ん中にスクリーンがあって、四方に楽器スペースが設置されてます。
ドラム、タンバリン、カスタネット、ジャンベ、チベットのシンギングボウルなどの楽器でエキゾチックな感じの音をイケメンたちが奏でます。
劇場に入った瞬間にお香のにおいもして、なんだかすごく五感を刺激される空間でした。
映画自体もアメリカ映画の芸術レベルを向上させたいと美術監督・衣装デザイナーのNatacha Rambovaが手掛けた作品だけあって、モノクロなのに目を引くセットや衣装がすごく印象的。

サロメの頭やばい笑。きらきら。

この衣装すごく綺麗だった!モノクロに映えるよね。

この幅広コートも渋めでよかったです。

最後は孔雀ヘッド!んーーー衣装メインといっても過言ではない!
約90年たった今でも映画そのものに十分見応えがあるし、それに音楽とニオイをつけてやっちゃおうっていうのは素晴らしい心意気だと思います。
戯曲さの残る映画なので、映像に生演奏が付け足されたというよりも、生演奏が映像のナマモノ要素を引き出しているように見えました。

んー贅沢な時間でした。これがなんと£6!
ロンドンアートの一番のすごさはその値段ではないかしらと本気で思う。
それにしても、こんな風に映画を観せてくれるところが当たり前のように存在しているなんて!
五感で作品を楽しむ場所を提供するというのはわたしの夢です。
ロンドンに先を越されつつあります。がんばらな!


2011/10/14 「Shaun of the Dead」@Gallery Cafe
最後はロンドン来たばかりの頃に行ったベスナルグリーンのギャラリーカフェ!
毎月テーマを設けて、毎木曜日に上映会をしています。
10月のテーマはハロウィンで、会場もなんとなくハロウィンな空気。
カフェスペースの奥の扉から外にでて、庭っぽいところを越えてまた扉に入ると会場の教会にたどり着きます。
なんだか秘密基地っぽい感じですでに楽しい。
フリーのポップコーンと、カフェで頼んだホットチョコレートを飲みながら上映開始。
ソファや椅子がランダムに並べられて、周りからたくさん笑い声が聞こえる感じがホームシアターっぽくていい:)
終わったあとには映画のクイズ大会!観てればわかる簡単な問題ばかりだけど、勝ったグループにはシャンパンが!
手作りの登場キャラクターの名札が配られたりして、とてもアットホーム。
こちら名札をつけてポップコーンを食べるあやのさんちのくわみさん。
ロンドン来たばかりでこんなふうに映画を観られてとっても励まされたし、そうそう映画ってこんな感じに観るものよね〜!と思いました。
知らない人たちとだけど、みんなでごろごろ観る映画楽しかったな。
ギャラリーカフェはごはんもおいしいし、一人で長居しやすいので大好きです。
ミニライブみたいなのもやってるみたいだし、映画も毎週やってるし、そのうちまたふらっと行こうと思います。


ロンドンに来て約5ヶ月。
少しずつお気に入りの場所が増えてきていて幸せです。
最近は雪が降ったり積もったり、暗くて寒くて大変だけど。
はやく春になって外でごろごろしたりできるといいなーん。
日本も寒そうだけど。みなさんお元気ですかー?:)

2011-10-10

MIOinLONDON

MIOinLONDON! 11/10/05-10:)

壊れたコロコロを抱えて、美音はお昼の便で東京へ帰っていきました。
美音と5日間歩きまわったことによって、わたしはこの街をなんだか好きになれそうな気がしてきたよ。
ロンドンは、シチリア帰りの真っ黒でベトナム人みたいな美音のことも、まだまだこの街で浮いている純ジャパニーズのわたしのことも、広い心で受け止めてくれました。
結構いい街やもしれないと思い始めました。懐の深い街、ロンドン。

5日間たくさんの所に行ったので、忘れないうちに書き留めておきます。
とても長くなると思うので、気になるところだけ読んで頂いても、写真だけ見て頂いても、閉じて頂いても大丈夫です。


<HORSE GUARDS>
Whitehallで毎日行われている騎兵の交代式を見に行きました。
Whitehallは昔、英国陸軍の本部でもあった立派な建物です。来年開催されるロンドンオリンピックではビーチバレーの会場になるそうな。なんか固そう。臭そう笑。
騎兵ってフランスとかドイツが強いのだと思っていたけれど、イギリスも相当強いらしい。ロンドンの町中もなにかと馬の装飾が多い。
イギリス騎兵はクリミア戦争ではコサック騎兵を撃墜しているし、ウォータルー会戦ではナポレオン軍を倒してる。
競馬も貴族のスポーツとして古くから人気があるし、「サラブレッド」っていうのは元々イギリスとアラビアの馬を交配して品種改良した競走馬のことを指すらしい。
とにかく馬はイギリスの文化にとても古くから根付いているということみたいです。
Whitehallではイギリスで最も古いLifeGuardsと呼ばれる騎兵隊と、アン王女が連隊長を務めるBlues and Royalsと呼ばれる騎兵隊が主に警衛しているみたい。
それぞれユニフォームが違ったりして、華やかで素敵です。
全然関係ないけどアン王女って乗馬でヨーロッパ1位になって、オリンピックにイギリス代表として出たりするくらい馬の扱いがお上手らしいよ。やんちゃな王女様だね。
もふもふを敷いて座っているだけの衛兵はいいけど、ずっと直立不動で待たされる馬たちは少しかわいそうだった。
バッキンガム宮殿で行われている普通の衛兵交代は見たことないんだけど、こっちの方が派手で見応えはありそう。オススメです。

<COTSWOLDS>
二日目はロンドンからバスで二時間、北の田舎コッツウォルズへ遠足してきました。
羊の歩く丘が延々と続く丘陵地帯に点在する小さな村を総称してコッツウォルズと呼びます。
黄色いライムストーンで建てられた家が並ぶ美しい町並みと、小さく流れる川やストーンを彩るお花たちがとても素敵な村たちです。
今回はBurford, Bibury, Bourton on the Water, Broadwayと4つの村をまわりました。
どの村もミニチュアなんじゃないかと思うくらいちょこんとしていて、静かで、がっつり日本のツアーバスで回っておいてなんだけど、観光客が邪魔をしていいような村じゃないなと思いました。


Bourton on the Waterは小さなベネチアと呼ばれているくらい、水辺の美しい村です。
コッツウォルズの中では人口も多く、少し大きめのところ。
Model VillageというBourton on the Waterを1/9のミニチュアで展示しているところがかわいいです:)

看板や橋など、とっても細かいところまで再現されてます。教会からは賛美歌の音が聞こえます。
煙突を覗き込んでる美音はとってもいじわるにみえる!

Motor Museumという古い車とバイクとおもちゃが所狭しと並ぶ博物館にも行きました。
1959年からマイクキャバリーさんが集めたコレクションが惜しげもなく公開されてる手作り博物館です。
絶対趣味でしょと思うくらいなんでもありな展示物たち。
きっとどれもとっても大切なものなんだろうねと見ていてほっこりします。



Bourton on the Waterでは初のAfternoon Teaをいただきました!
あったかいスコーンと紅茶がとーーーってもおいしかった!
しかし、こんなの毎日食ってたら太って即死だと思います!
まだ二週間しか経ってないけど、イギリスはやっぱり紅茶にとっても誇りを持っている印象。
紅茶の種類はもちろん、パッケージや茶器など本当に凝ったつくりのものがたくさん。
ロンドンブリッジの近くにはMuseum of Tea&Coffeeという博物館もあります。ぜひ行ってみたい:)



Broadwayという北の方にある村ではライムストーンが少しオレンジっぽくてとても良かった。
地域によって少しずつ色が違うみたい。
どの建物も17,18世紀につくられたもので、時間の経過によっても色が結構違うね。
おじさんたちが手作業でライムストーンを積み上げているところも偶然目撃した。
ああやって一つひとつのストーンが手作業で積まれたものだと思うと、とても歴史を感じるね。
雨が降ったりやんだりのとてもイギリス的な天気だったけど、行ってよかったコッツウォルズ!
ツアーガイドのおばさんが片桐はいりにそっくりで、とても日本語の説明がへたで、それだけが本当にくそだったけどそれもまた思い出。

<BOROUGH MARKET>
Tate Modernの近くにあるBorough Marketは食のマーケットで、マーケット天国のロンドンでもわたしの中では今のところ一番良いマーケットでした!
食事がまずい街として有名なロンドンですが、最近Jamie Oliverのおかげで食ブームが来ているらしい。
ブームさえ来ればこんなにたくさんの民族が集まる街はないし、お金もあるし、場所もあるし、そりゃおいしいものも集まるよね!ってくらいこの5日間はおいしいものしか食べませんでした。
Borough Marketには本当にたくさんの野菜、フルーツ、デリ、スイーツ、パン、スパイスなどなどがあり、ロンドンの食通はここに集まるのねって感じ!
チョリソーバーガー激うま!
クランブルケーキとチーズケーキも買って帰ったけど、鬼うまでした!
何十種類も並べられたオリーブや、身体に悪そうな色のカップケーキたち、木の幹ごと抱えて帰るきのこの栽培セット、どれもこれも気になるものばかり!
毎週やっているそうなので、わたしはきっと近々また訪れるでしょう。
ごはんがおいしいってそれだけで幸せだよね:)

<MUSICAL:THE WIZARD OF OZ>
ミュージカルはオズの魔法使いを観ました!
シドニーで観たライオンキングも、前にロンドンで観たシカゴも、パフォーマンスで勝負!って感じでおもしろかったけど、舞台装置や派手な演出は日本だなーと思ってた。
が、オズの魔法使いは演出がすごすぎて!そんな風に思っててごめんなさい!!って感じでした。
舞台はぐるんぐるん回るし、スクリーンに台風が現れて舞台が荒らされたり、照明が客席を巻き込んで目が回ったり、雪が降ってきたり、魔女が降ってきたり、空飛ぶ猿が降ってきたり、衣装はとってもかわいいし、やほんとなめてた!
ここでは色々と興奮したものたちを見せられないのが残念。
英語がわからなくても絶対楽しめるので、ほんとオススメします!
有名な演目は歌も知ってるものが多いだろうからもちろん楽しいだろうけど、ここまで演出が派手なものがあるのかしら。
2年間で色々見比べたいと思います。
一番安い席は3000円程度。芸術を誰でも楽しめるというのがロンドンのとてもいいところだと思います。
美術館や博物館は無料の所がとても多いし、皇族の所有する建物は入場料の高いところが多いけど補修工事などに役立てているそうです。
文化を守って、少しでも芸術を楽しめるようにという配慮がされている気がします。いいね、ロンドン!


そんな感じで、美音との楽しい5日間は終わりました。
ようやく現地で勉強する人としての生活が始まっていたのだけど、美音と一緒にすっかり観光客気分になってしまったわたし。
まだ慣れてもいない留学生活に戻れるのか本当に不安だけど、この街を少しでも好きになれたことがとても良かったです。
わたしたちは世界中に散り散りになっていくけれど、こうして色んな街の色んな文化を人よりも多く楽しめる機会があるんだということは本当に幸せなこと!
会いたいと思ったらいつでも会いにいけるよう、しっかり稼げる女になります。
ありがとう美音!次は東京かロンドンかマドリッドかローマで!
またあーなたにーあーえるのをー楽しみにー待ってーサヨナラー♪
SEE YOU SOOOOOOON!