ロンドン5日目。記念すべき初ロンドン日記。
曇りが多い事で有名なロンドンは、いまのところ気持ち悪いほどよく晴れ渡っています。
あったかくてきもちー。というか暑い。夏だなこりゃ。
飛行機で約13時間。東京から遠く離れた街です。
旅路は結構すぐでした。映画いろいろ観ました。
REDLINEをご用意いただいたJALに惚れた。
センス良し。2回観た。大好き!
フライト自体は早く着いたけど、アラブ系のフライトと入国審査がかぶって鬼混み。
学生用の記入用紙を列のど真ん中で座り込んでゆっくり書くアラブ人。
詰めても進むスピードは変わらんし。と傍観する日本人。(わたし)。
すぐにイライラしはじめて、私越しにアラブ人に文句を言い始める韓国人。
世界の縮図や。と思った。
日本へ出張の父と空港で5分程度話し、諸々受け取る。
部下の西島さん(笑)におうちまで送ってもらって、わたしのロンドンライフは始まりました。
父が生活しているはずのこの家は、生活感がなく、殺風景で寂しい感じ。
小学生の時にドイツに引っ越した最初の夜を思い出した。
簡素なご飯を食べて、真新しいカバーのベッドに入って眠りにつく、あの居心地の悪い感じ。
でもここにはあの時と違い、自分の意志で来たので。
深呼吸をして、毅然とした態度で眠る。
一日目はBethnalGreenに住むAYANO FUKUOKAと、おともだちのKWAMEとランチ:)
当然、FISH&CHIPSを食べる。イギリスだもの!
KwameにとってもおいしいFISH&CHIPSのお店に連れてってもらえて、大満足。
二日目はノッティンガムでお洋服を作っていたゆりとデート。
Shoreditchという静かでおしゃれな街へ連れてってもらった。
BethnalGreenとも近いけど、Shoreditchは落ち着いた街というイメージ。
日本でも静かなところが好きだったし、平日のShoreditchはかなり好きかも。
おしゃれな靴やさんのおばさんとお話したり、Wait&Labourというハウスグッズのお店でかわいいミルクパンを買ったり、なんかとてもゆったりした午後を過ごせて本当に良かった。
Shoreditchのお店は鍵がかかってて、ベルを鳴らしてわざわざ開けてもらう。
こんにちはってドアを開けてもらうと、ともだちんちに来た気分になる。
いつも思うけど、外国ではお店に入るときhelloと声をかけられる。お客さんも絶対helloって返す。
日本ではいらっしゃいませと言われるから、はいいらっしゃいました〜って気分になって返事をしない。
スタートラインが違うよね。
お散歩しながらかわいいお店で日本のみんなに送るカードを買ったり、一年間の近況報告をしていたりしたらWhiteChapelGalleryというところにたどり着いた。
真っ青な空に綺麗な色のレンガと白い門が映える、無料のアートギャラリー。
歩いててギャラリーにたどり着いちゃうのがロンドンぽいよね、とか思ったlol
そういえば昨日いったV&A Museumもフリーだった。あんな美術館が無料ってすごいね。日本じゃないな。
JosiahMcElhenyという人の映像インスタレーションが美しかった。
鏡を使ってパターンを反射させて、空間をつくってるの。
日本で観た小谷元彦の幽体の知覚を思い出した。
延々と続く同じパターンに、吸い込まれそうになる。
触れられたり、中に入れたり、とにかく視覚や聴覚以外の五感をいかに刺激するかがアートの醍醐味だなとよく思う。
そして言葉が通じないところでも、アートは世界共通だなと思う。
ちなみにここのGalleryのカフェはとってもおいしかった。
ロンドンでおいしいごはんにありつけるなんて、奇跡。
イギリスで一年間の勉強を終えたゆりの話を聞いて、とても勇気づけられた。
きっとこれからの二年間は東京とは離れた、ふわふわした時間になると思う。
それを終えた時に、過ごした二年をどう自分のこれから歩いていかなきゃいけない人生にうまく繋げていけるかが最重要事項なわけで...実際そこが曖昧な人をたくさん見てきた事が、この漠然とした不安を助長している。
ゆりの帰国後の話はとてもキラキラしていて、こんな風になれたら素敵だなと思った。
ありがとーゆり。もっと一緒にロンドンを堪能したかった!
wish you all the best xx
だらだらとただの記録になってしまいましたが、まあゆっくりとこんな感じにロンドン生活は幕を開けました。だらけたらいくらでもだらけられそうで怖い。
私だらけるのほんと得意だから。
気を張らずに、うまーくやってけるといいなーなんて思います。
日本にいる大事な人たちに恥じない二年間にできるよう、頑張ります。
みんなと離れた二年間が、お互いに素敵なものになりますように!